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Future of Mobility GREAT Season

<モビリティの未来>

 

イベントカレンダー

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さまざまな街や都市、地方を行き交い、ついには世界中を飛び交う人・モノ・サービス。今、その移動形態が大きな転換点を迎えています。モビリティ革命の最前線では、電動化や自動化、ビジネスモデルの分野で驚くようなイノベーションが起こり、私たちの移動形態に大きな変化をもたらしています。 

 

ゼロエミッション車や自動運転車両といった新たなテクノロジーによって、これまで以上に安全でクリーン、そして接続性に優れた輸送形態へと改善が進んでいます。現在、道路輸送分野における世界の排出量は、他のあらゆる分野を凌ぐ勢いで増加しています。そのため、パリ協定目標を達成するためには、世界全体でゼロエミッション車に転換していくペースを少なくとも2倍に早める必要があります。クリーン輸送は、英国で来年開催を予定している国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)において最重要テーマの1つともなっています。英国は、ゼロエミッション車への転換こそ、よりクリーンでより良い未来を築くために必要不可欠であると考えています。ゼロエミッション車への転換は、私たちが必要とする空気をきれいにするばかりではありません。私たちが必要な時に、必要な場所で、そして必要な形態で移動を確保できることでもあるのです。 

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英国では今後10年で中規模都市を中心にスマートシティ・ソリューションが広く導入されていくことでしょう。英国では、この分野の市場が成長しつつあり、スマートシティは、その数においても高度な技術レベルにおいても拡大の一途を辿っています。英国ではこれを支援する環境が整っており、今後もこの分野の成長が続くと予想されます。 

 

Future of Mobility GREAT Season <モビリティの未来>では、こうしたモビリティ・トランスフォーメーションの最先端を行く英国の今をご紹介するために、さまざまなイベントや活動を企画しています。本Seasonでは「クリーン」と「コネクテッド」を主要テーマに、モビリティの未来を築く英国の取り組みに加えて、日英連携の成功事例もあわせてご紹介します。 

 

新型コロナウィルス感染症に伴うサプライチェーンの寸断や移動制限、ロックダウン(都市封鎖)は、自動車業界をはじめ、幅広い製造業に多大な影響を与えました。私たちはFuture of Mobility GREAT Season <モビリティの未来>の開催を通じて、経済復興に向けて日英両国の間でかつてないイノベーティブな産学官連携を構築する支援を行いたいと考えます。 

 

本シーズンのキックオフとして、人工知能(AI)と交通・移動技術をテーマに日本経済新聞社が主催したイベント、「AI/SUM&TRAN/SUM」(2020年10月19日~22日)において、英アラン・チューリング研究所の専門家が、都市計画と交通管理システムの近代化にどのようにAIを活用可能であるかについて発表を行いました。また、アラン・チューリング研究所と一般財団法人トヨタ・モビリティ基金が共同で取り組む、AIを活用した都市計画と交通流最適化に向けた共同研究は、日経BizGateでもインタビューとして取り上げられました。詳しくは日経BizGateのサイトに掲載中の記事をご覧下さい。

 

今後も、2021年5月にかけて駐日英国大使館と在大阪英国総領事館が開催する各種オンラインセミナーでは、モビリティの未来を築く上での英国の現状を紹介していきます。車両サイバーセキュリティのほか、「クリーン」と「コネクテッド」をテーマとする研究開発を取り上げる予定です。イベント・活動に関する詳しい情報は、本ページにて随時更新いたします。

 

 

イベントカレンダー

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知られざる英国の取り組み 

 

  • 英国は2019年6月、世界の経済大国の中で初めて排出量実質ゼロ化法案を可決しました。あらゆる温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにすることを新たな目標とするものです。
     
  • 現在、英国では2035年またはそれよりも前にゼロエミッション車への移行の可否について協議をしています。英国は、新たなクリーンテクノロジーにおけるグローバルイノベーションの最先端を行くことでしょう。
     
  • バッテリー技術の開発で世界をリードする英国。2018年に欧州で販売されたバッテリー式電気自動車のうち5台に1台は英国製でした。
     
  • 英国は欧州最大級の充電ネットワークを有しています。17,000カ所を上回る充電設備には24,000を超す公共充電ポイントが設置されており、このうち2,200以上が急速充電用です。
     
  • 英国政府は、民間セクターとの協力の下、充電インフラ整備に10億ポンドを投資する計画です。これにより各利用者の30マイル(約48km)圏内に電気自動車用の急速充電ステーションが1つ設置されている環境を整えるようにします。
     
  • 英国がCAV(コネクテッド自動運転車)テクノロジー開発においてグローバルリーダーとなった背景には、この国のオープンな規制制度、世界有数の研究基盤、CAVテクノロジーへの産官投資が挙げられます。
     
  • サイバーセキュリティはCAV開発の成功に欠くことのできないものです。そのため英国政府は、車両サイバーセキュリティ開発への投資を継続的に行ってきました。英国は、サイバーセキュリティ分野では欧州最大の急成長市場を擁する国として世界的に認知されています。
     
  • CAVの開発は、3億2,000万米ドル規模の投資プログラム「ファラデー・チャレンジ」により、世界をリードする電気自動車バッテリーの開発促進にもつながっています。欧州市場における生産性の格差を解消することを目的に開設された同プログラムは、2025年までに650億米ドル規模に達する見込みです。
     
  • イングランドのウォーリックにある「英国自動車イノベーションセンター(NAIC)」は、設計からエンジニアリング、研究開発まで総勢1,000人のスタッフを擁する、欧州最大の自動車研究開発専門施設です。
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モビリティ・トランスフォーメーションの最先端を走る英国。国際通商省は、英国政府の中核を担う機関として、世界各地のビジネスと英国産業をつなぐお手伝いをしています。

英国での事業展開・資本投資、英国からの輸入、日本や第三国での英国企業との協業にご興味をお持ちの方は、下記フォームにてお問い合わせください。駐日英国大使館・在大阪英国総領事館 国際通商部の担当官がご相談をお受けいたします。
 

  • 英国での投資機会について知りたい
  • 英国製品・サービスを探している
  • 自社に適したアドバイスが欲しい  
  • 自動車産業において英国が担う役割を詳しく知りたい 等

 

※これらのサポートは英国国際通商省の日本オフィスとして行うものであり、秘密厳守・無償となります。

※サポートの対象は法人となっており、個人の方からのお問い合わせは受け付けておりません。