英国
(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)
英国 (the United Kingdom) はイングランド、スコットランド、ウェールズおよび北アイルランドから構成されています。その正式名称はThe United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland (グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国)です。英国は2019 年時点で人口規模で世界21位にランクされており日本の約半分、国土の総面積は日本の約3分の2にあたります。
英国の国旗「ユニオン・フラッグ」は一般にユニオン・ジャックとして知られており、艦艇の船首旗竿(jack-staff)にユニオン・フラッグを掲げたことから、このように呼ばれるようになりました。
- イングランド
- スコットランド
- ウェールズ
- 北アイルランド
首都:ロンドン
面積:24万3610㎢(日本は37万7944㎢)
人口:推計6,600万人(2017年)
言語:英語(ウェールズ語・ゲール語などを使用する地域もあります)
タイムゾーン:
グリニッジ標準時(11-3月)
サマータイム期間+1(4-10月)
日本との時差は8時間
通貨:スターリング・ポンド(£)
元首:エリザベス二世
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イングランドの国花はバラです。この花は、「バラ戦争」のときから、イングランドの国花として採用されています。
北アイルランドの国花はコメツブツメクサ。三位一体の神の教義を表すために聖パトリックが使用したといわれるクローバーに似た三つ葉の植物です。英語では、このような葉が3枚に分かれている草の総称をシャムロックと呼んでいます。
スコットランドの国花はアザミ。15世紀に防衛の象徴として初めて用いられた葉にとげの多い紫色の花です。
ウェールズの国花は通常、ラッパズイセンとみなされており、伝統的に「聖デービッドの日」に身につけます。
英国発祥のスポーツ
1823年、ラグビー校の生徒だったウィリアム・ウェッブ・エリスがサッカーの試合中、ボールを蹴るかわりに抱えて走り出したのがはじまりと言われています。
初期のボール競技が世界中で行われていたという証拠は山ほどありますが、フットボールが今日の姿になる歴史の始まりは英国にあります。1863年、イングランドではフットボールとラグビーが枝分かれし、競技策定の母体となるイングランドフットボール協会が誕生しました。
ゴルフの聖地、スコットランド。セント・アンドリュースにあるロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブは、1754年に設立されました。
スコットランド人のカークパトリック・マクミランは1839年、世界初のペダル式自転車を発明したと言われています。鍛冶屋の息子だった彼は、最初の非常に重い自転車を完成させると、南西スコットランドにある自宅とダンフリース間の22.4キロを定期的に走っていたと言います。
1880年代の英国上流階級は、夕食後に卓球の起源の「ウィフウァフ」を楽しんでいました。ウィフ・ウァフは、ボールが前後に行ったり来たりする音のことを指します。当初は本をバット代わりにしてゴルフボールをテーブルの上で打ち合ったといいます。
英国の観光地
ロンドンやエディンバラなど世界有数の都市から、湖水地方やコッツウォルズの田園風景まで、英国には様々な観光スポットがあります。観光資源が豊かなことも特長のひとつで、32のUNESCO世界遺産登録地、46の特別景観地、2,500の美術館と博物館があります。
詳しくは英国政府観光庁ホームページへ